パン型造粒機(パンペレタイザ)
独自の創意工夫の造粒機
パン型造粒機は、傾斜して回転するパン(皿)内の微粉原料に転動作用と適度な水分、またはバインダを与え、造粒を行います。シンプルな構造で様々な分野で利用されています。
従来、この種の造粒機は、殆ど外国との技術提携によるものですが、当社では、更に独自の創意工夫を加えて、新鋭”パン型造粒機”を製作し、常に各方面からご好評をいただいております。
特 徴
①製品の粒径が均一である
※パン内では、遠心力により自動的に分級作用が行われますので、製品の粒径が比較的均一なものが得られる
②製品粒の密度が大きく粉化しにくく強度もある
③操作、構造が簡単でメンテナンスも容易
※パン内の造粒状態を見ながら運転できるので、変更操作が迅速・簡単
④据付面積が小さく、ドラム型の約1/2。
用 途
下記原料の造粒
・コークス粉末、・製鋼ダスト、・電気炉ダスト、・金属粉末、・アルミナ粉末、・ニッケル鉱石粉末、・硝子原料、・セメント原料、・セメントダスト、・カーボン粉末、・化成品、・有機物、・燐酸粉末、・育苗培土、・その他
テスト装置
当社のテスト装置により予備実験を行ない、そのデータを基に装置を決定し、適格なパン型造粒機を納入いたします。 ぜひ当社のテスト装置をご利用くださることをお勧めします。
その他
①供給原料は、異種原料の混合体あるいはバインダの添加などの前処理により、ある程度調湿した状態のものが多いため、当社では、混合調湿用混練機および定量供給機を併せて製作しています。
②造粒時に水分添加しますので、造粒後に乾燥工程が必要となります。当社では、この乾燥工程につきましても、ロータリードライヤ及びたて型乾燥機など、最適の装置を製作しています。